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小規模ビジネス · 印刷

AI で名刺をデザインし、印刷前に確認する

アイボリーの面に低く積まれた淡いカード。1枚が暗い塊に立てかけられ、その横に琥珀色のガラスのカードがある
確認を待つカードの重なりから着想した、オリジナルの抽象的な記事用アートです。

名刺は、小さな店が刷るものの中でいちばん失敗が許されません。数字がひとつ違うものが500枚あれば、それはデザインの問題ではなく、ごみです。

このガイドでは、2026年9月20日に Ciyo で架空の植物店の名刺の表面を作り、元のリストと照らし合わせて GPT-6 Astra に校正させ、そのファイルが印刷に耐えるかを計算で確かめます。名刺全体にかかった費用は 7 クレジット、7セントでした。

道具を開く前に4行を書く

まず自分の情報をリストにします。並ぶ順に、印刷されるとおりの綴りで書きます。このリストはあとで照らし合わせるためのものなので、プロンプトとは別に存在していなければなりません。

今回の架空の店は4行にしました。店名、扱うもの、メールアドレス、電話番号です。だいたい4行が適切です。7行ある名刺は、誰も読まない名刺です。

名刺のプロンプトを入力し、16:9 の 2K に設定され、7 クレジットと表示されている Ciyo の Image Generator
GPT Image 2.5 Sunburst を 16:9 の 2K で使っています。Run ボタンは押す前に 7 クレジットと見積もりを出します。
実行した名刺のプロンプト(日本語訳。引用符内のカードの文言は英語のまま)
架空の植物店の名刺の表面。カード全体を正面から見た平らな図、温かいアイボリーの用紙、濃い緑のインク、細い植物の線画の枠。次の4行の文字をそのまま印字し、ほかの言葉は入れないこと:1行目に FERN & FLINT、2行目に Plants and pots、3行目に hello@fernandflint.test、4行目に 07700 900123。すっきりしたサンセリフ体、ゆったりした余白、手なし、部屋なし、モックアップなし、ほかのロゴなし。

カードの写真ではなく、カードそのものを頼む

ここで効くのは3つの言い方です。「カード全体を正面から見た平らな図」、「手なし、部屋なし、モックアップなし」、そして「ほかの言葉は入れないこと」です。これがないと、机に斜めに置かれた美しいカードの写真が返ってきます。印刷所には出せません。

今回の実行では、平らな 2560×1440 のカードができ、4行すべてが1回目で正しく入りました。

店名、うたい文句、メールアドレス、電話番号が入ったアイボリーの名刺を表示している Ciyo のキャンバス
生成した名刺です。2560×1440 で、平らに正面から写っています。

目ではなく、モデルで校正する

文章を書いたのは自分なので、印刷されているものではなく、書いたつもりのものを読んでしまいます。その仕事は、あなたの意図を知らないものに任せましょう。

カードを添付し、書き起こしと照合を頼みます。今回の実行で Astra は4行をそのまま読み上げ、こう報告しました。大文字小文字、句読点、見える範囲の語間を含めてリストと一致していること、1行目は字間が広いこと、リストにない語や記号は出ていないこと、文字のまわりに植物の装飾の枠があることです。

カードの横で、4行がコードブロックに書き起こされている Ciyo のエージェントパネル
Astra の書き起こしです。自分のリストと1文字ずつ、とくに数字を照らし合わせてください。
そのまま使える校正用プロンプト(日本語訳)
添付したカードに印字されているすべての行を、見えるとおりに読んでください。次に、読んだ内容を次のリストと比べ、句読点や間隔を含めて違いがあれば挙げてください:<paste your four lines>。また、リストにない語や記号が出ていないかも教えてください。

印刷所に送る前の3つの確認

ここからは計算です。モデルはやってくれません。標準の名刺は 3.5×2 インチで、縦横比は 1.75 です。16:9 の画像は 1.778 です。同じではないので、2560×1440 のファイルは幅を 40 ピクセルほど落として 2520×1440 にし、正しい比率にする必要があります。

解像度は簡単です。300 dpi なら 3.5×2 インチのカードに 1050×600 ピクセルが必要で、今回のファイルは縦横ともその2倍以上あります。

つまずきやすいのは塗り足しです。印刷所はふつう仕上がり線の外に 3 mm ほどの絵柄を求めますが、生成した画像にはそれがありません。枠はモデルが置いた位置のままです。端に接する枠があるデザインなら、内側に寄せるか、画像の内側で断裁してもらいましょう。

2026-09-20 に、2560×1440 のファイルに対して行った確認です。
確認必要な条件今回のファイル判定
文言元のリストと完全に一致4行すべて一致合格
解像度300 dpi で 1050×600 px2560×1440 px合格、余裕あり
3.5×2 インチのカードは比率 1.75比率 1.778幅を 40 px ほど落とす
塗り足し仕上がり線の外に 3 mm ほどなし枠を端から離す

印刷所に渡すもの

自分のカードの寸法と dpi に合わせた正確な画素数で、切りそろえたファイルを送ります。どちらの面かを伝え、塗り足しがないことも伝えます。先に言えば、たいていの小さな印刷所は配置してくれます。あとから気づかされるのを喜ぶ印刷所はありません。

500枚を刷る前に、校正刷りを1枚だけ頼みましょう。この記事でいちばん安い確認であり、画面と印刷機の色の差を見つけられる唯一の確認です。

小さな店にとって、これが解くこと

2026年9月16日、r/Etsy の出店者が名刺の作り方を尋ね、自分で描いたロゴの絵を使いたいが「どう進めればいいのかまったくわからない」と書いていました。20人が答えていました。

この記事は、その人に向けて書きました。ここで紹介した進め方には、デザインの道具も定額のひな形も要りません。必要なのは、正確な言葉、1回の実行、校正、そして3つの計算だけです。

AI で作る名刺の質問

AI は電話番号を正しく入れてくれますか?

今回の実行では全文字が正しく入りましたが、それでも校正は必要です。カードを添付して書き起こしを頼み、自分のリストと数字をひとつずつ照らし合わせてください。

塗り足しの付いた印刷用のファイルは作れますか?

生成ツールからは作れません。塗り足しのない平らな画像ができるので、枠を端から離し、塗り足しがないことを印刷所に伝えてください。

裏面はどうしますか?

同じ文言の決まりで2枚目として実行するか、白紙のままにします。白紙の裏面は印刷費がかからず、誤字も入りません。

名刺を作る

4行を書き、Ciyo で名刺を生成し、Astra で校正して、注文の前に大きさを確認しましょう。